息混じりの歌い方について、など。

 週一でカラオケに行っているので、どうしても歌に関する記事が多くなる。別に書かなきゃいけないわけじゃないんだけど。

 自分はコーラスの、クラシック寄りな歌い方しか出来ないと思っていたんだけど、カラオケに通ううちに、ポップスに近い歌い方も出来るようになってきた気がする。もちろんひとりで歌っているだけなので、本当に出来ているのかはわからない。

 コーラスの時は、音量が出る地声か、緊急避難的な裏声しか使わなかったけど、マイクを通せば、小さい声や、息混じりの声や、地声と裏声の中間みたいな、あまり声量が出ない声も使える。こういうのをミックスボイスとか呼ぶらしいが、発声の仕方をそんな風に分類しないほうがいいと思う。腹式呼吸、みたいなのもそうだけど。

 声色、という言葉があるように、声の出し方は、アナログ的に変化するものであって、「〇〇の歌い方はミックスボイスだ」みたいな言い方は誤解しか産まないんじゃなかろうか(※カラオケ愛好家の感想です)。

 コーラスで歌うときは高い方のミ(highEとか呼ぶんだろうか)あたりで苦しくなってきて、母音や音量によってファとかソとかラが何とか出せる、という感じだったが、カラオケなら息混じりの声でもっとずっと上の方まで出せる。裏声は元々得意なので女性の曲でも余裕で歌えるけど、切り替えが上手くいかない。

 この、地声より高い音域を出せる息混じりの声、というのが、今の自分にとっては未知の領域。なにせ今まで使ったことがなかったから。

 最近はスピッツを無理なく歌えるようになってきたんだけど、どうも声量が少なすぎるような気もする。どうなんだろうね。