ゲームばかりやっていてはいけない。

 ゲームをプレイするのは楽しいし。ゲームについてはいくらでも書ける。

 でも、なんだか年寄りじみたことをいうようだけれど、ゲームばっかやっていてはいけない。ほんとに。

 ゲームとは、極めて限定された世界で遊ぶ遊びのことだ。限定されているからこそ楽しいし、癒される。でも、人はやはり限定された世界だけで生きることはできないのである。

 ゲームだけではなく、本も読むようにしている。ようにしている、っていうか、ゲームとは関係無く常に読んでるんだけども。

 本もまた、一見極めて限定された世界を描いているように見える。

 でも、本の中には言葉がある。というか、言葉しかない(絵本や漫画や挿絵を除けば)。そして言葉というものは、必ずどこかで現実世界と繋がっているものである。らしい。これは僕が好きな作家が言ってたいたことの受け売りである。

 だからゲームばかりやっていてはいけない。正確に言うなら、ゲームによって自分の世界が狭くなっているな、と感じたら、一旦ゲームを止めたほうがいい。その判断が難しくてみんな困ってるんだろうけれども。