少し何かを考えたいときは、こっちのブログを書き始めることになる。

 自分の頭で考えるということを怠りがちになる。そんなことしても、くたびれるわりに、上手くいくわけでもないから。むしろ上手くいかなくなったりするから。

 頭で考えると、体の動きが疎かになることは避けられない。人間のキャパシティは限られているから。

 でも頭で考えることは無駄じゃない。

 体はワンパターンだ。与えられた刺激に、特定の反応を返すだけだ。

 でも頭は違う。頭は言葉を使って考えることが出来る。そして、言葉は、自由に組み替えることが出来る。現実にない言葉を生み出すことさえ出来る。

 だから言葉は、行き詰まったときの突破口になりうる。「ハマり」から抜け出すことが出来る。場合によっては。


 人生には、上手く行かないことがある。どんな人間でも、常に成功し続けられるわけではない。まして自分のような凡人が、だ。

 問題は、上手く行かないときの負の気持ちをどこに持っていけばいいのか、ということだ。それがわからない。それが難しい。

 あらゆることをポジティブに、好機と捉えられるようになればいいのか。そんな風にはなれそうもない。なりたくもない。

 違うアプローチを試したり、別の道を探ったりすればいいのかもしれない。でもそんな風にして24時間前進し続けていたら、(大げさに言えば)ぶっ倒れて死んでしまうのではないかという恐怖が少しある。頑張りのちょうどいい量がわからない。

 頑張って、我慢するだけで、全部上手くいくなら簡単だ。でも、それだけだとどこかで壁にぶつかる。乗り越える方法を見つけなきゃいけない。いつ見つかるかわからない。辛い。

 それでも考えて生きていくしか無い。自分の面倒を見られるのは自分しかいない。