ウォーキングは心の安息所である、かも

 アメトーークの『ウォーキング芸人』を見てから、最近やらなくなっていた散歩を再開している。本当に影響されやすい人間だこと。

 2時間くらい、地図も見ずにだいたいの勘で歩き、ほどよいところで携帯の地図アプリを見て近くの駅から電車で帰ってくるというパターン。

 大体一時間半くらい歩くと、凝り固まっていた頭が急にスッキリしだすことが多い。パソコン作業で疲れた目や肩が開放されていくような感覚。

 最近は歩きながらポッドキャストを聞いている。昔はTBS JUNKの録音をよく聞いていたが、今は「たまむすび」や「大竹まことゴールデンラジオ!」なんかを聞いている。少し精神年齢が上がったような気がする。そうでないような気もする。

 以前、ピースの又吉直樹と小説家の古井由吉が、どこかの文芸誌で、歩くことについて語っていたのを覚えている。「街を歩くだけで小説のアイデアが浮かぶような世の中であって欲しい」というようなことを古井氏が言っていた。

 歩くことは体にいい。でも、歩いているだけでは健康にはなれないとも思う。色々な食材を食べたほうが体にいいのと同様、運動も色々な種類のものを組み合わせるべきだと思う。個人的にはなにかの球技あたりがいいんじゃないかと思うが、大抵の球技は一人では出来ないのが難点だ。

 再び歩き始めたの理由はそれ以外に、体重が学生時代より五キロほど増えた、というのもある。このままでは体重が増えていく一方だな、と感じ、先月ぐらいから筋トレを始めたのだが、急にハードにやり過ぎたせいか頭痛を患ったりと、なかなかうまくいかなかった。

 それが歩くのを再開してから、だいぶ調子が安定してきた感じがする。なにがどうというわけではないが、精神的にも安定してきたような。そういえば、うつ病には散歩が効果的らしい。大丈夫か、俺。

 一日一時間筋トレをし、二時間ウォーキングをする。それで時間が足りるのは、格ゲーをやめたからだろう。代わりにモンハンをやっているが。

 格ゲーはほんとうに面白いんだけど、対戦相手に負けた時「どうやったらこいつを打ち負かせるだろう」と全力で考えていた自分を発見して、その労力を別のことに費やしたほうがいいんじゃないか、と考え始めてしまって、そんなことを考えだしたらもう終わりだな、と思ってやめることにしたのである。と言ってもまた面白そうなタイトルが出たら再開する可能性は十分あるけど。

 僕は心の平穏を求めているのだろうか。というかおそらく、今が僕にとってそういう時期だ、というだけなんじゃないかという感じ。ああ、今日は本当に日記らしい日記を書いてしまった。ま、いっか。すんじゃーの。