文学について気楽に語れない

ゲームやマンガについてなら気楽に語れる。でも、文学についてだとそうはいかない。なぜだろうか。

当たり前だろ、と思うかもしれない。文学というものは、人生について考えるとても重大なものであって、一方ゲームは単なる娯楽だから。

でも、というか、だったら、ゲームやマンガについて語るのと同じくらい気楽に人生について語る、ということも可能なのではないか。むしろなぜ僕はそうしないのか。

そもそも僕はあまり人生について語ったことがない。なぜか。

人生というのは、そんな風に頭や言葉で考えてどうこうするものではない、という、一種のあきらめみたいなものがあるからだろうか。

それとも単にダサいからだろうか。

でも僕は、ゲームやマンガと同じくらいに、考えようによってはそれ以上に、文学(と呼ばれるような小説の内のごく一部)が好きだ。だから文学についても語ったり考えたりしたい。

でも、そのことについてうまく語ることが出来ない。読書についてのブログなんかを書いたりしてるけれど、正直言って一度も上手く書けたと感じたことがない。

文学はとても興味深くて面白い。でも読めば読むほど、言葉に出来ないなにかが自分の中に溜まっていっているような感じもする。果たしてそれはよいことなのか。

というようなことは最近よく考える。