夏場は水筒を持ち歩くようにしている。エコだし。缶ジュース代もバカにならないし。
今使っているのはフタがコップになっていて注いで飲むタイプのヤツ。こういうの。
しかしここ数年デパートや東急ハンズ的なショップで見かける水筒は、注がずに直接飲むタイプのものが圧倒的に主流らしく、見かけるたびに欲しくなる。
特に街中などで水筒を使うとき、イチイチコップに注いで飲むのは時間がかかるし、なんとなく年寄り臭い感じがする。しかし直飲みタイプなら、スッと出してキュッと開けてスパッと飲める。実にスタイリッシュである。
しかし未だに買い替えに踏み切れずにいるのは、今の水筒が全く問題なく使えているからで、使えるモノをほっぽらかして新しいモノを買うなどというもったいないマネは、根っから貧乏性の自分には到底出来ぬ相談なのである。
しかしやっぱり欲しいモノは欲しい。でももったいない。でも欲しい。というような逡巡を、実は数年前から夏がくるたびに抱いている。水筒問題は自分にとって積年の課題なのである。
果たして僕は古い水筒を使い続けるべきなのか。それとも新しく買うべきなのか。日本の伝統である「Mottainai」の精神を受け継ぐべきなのか、それとも、あえて人々の物欲を刺激することによって存続している資本主義に隷属するべきなのか。ってそこまで大げさな話か？
