フォローし、フォローされるインターネット。

 今日は、はてなアンテナに登録してあるサイトのうち、RSSを配信しているものをFeedlyに移し替えるという作業をした。

 はてなアンテナはずいぶん昔から使っている。っていうかそもそもはてなを使い始めたきっかけがはてなアンテナだったような記憶もあるが、定かではない。

 最近は、はてなアンテナの使用頻度もだいぶ減った。Feedlyを使い始めた、ということもあるが、なによりもTwitterの登場が大きい。大抵のWebサイトがTwitterアカウントを利用するようになったので、それをフォローすれば、知り合いや有名人のつぶやきをチェックするのと同時にサイトの更新を知ることが出来る。とても便利である。

 はてなアンテナみたいなサービスを使っていると困るのが、見なくなったり、更新されなくなったりしたサイトの扱いである。それらを登録解除してしまった方が見やすくなるのは確かなのだが、なんとなくもったいないような感じがしてためらってしまう。思い出の品をなかなか捨てられないのと似ている。

 それまでどんなに熱心に見ていたサイトでも、登録解除してしまえば検索サイトなりで自分から探しにいかなければ見られなくなる。やがてサイトの名前を忘れてしまえば、そのサイトは自分にとって消滅したのと同じことになる。

 忘れてしまうのは悲しいことではあるが、忘れなければ前に進めない、ということもある。インターネットというメディアそんなことも考えさせてくれるものなのかもしれない。などと、無駄にカッコつけたことを思ったりした。

 あとこのブログじゃないけど、自分のブログをFeedlyに登録してくれている人が十数人いるということを今回初めて知った。ブクマやTwitterの反応やはてなの読者数はチェックしていたが、これはノーマークだった。

 このブログ以外のブログは基本的に検索サイトから来る人を想定して書いているし、このブログに関しては読まれることを意識せずに書いているが、Feedlyに登録しているということは、形式上は継続的に僕のブログをチェックしている、ということになる。

 もちろん、ただ登録しているだけで実際は読まれていない可能性もあるが、だとしても、自分の書いたものが「フォローされうる」という実感が、今まであまりなかったことに気づいた。どちらかというと、「こういうの書いたんで、もし興味があったら見てくださいね」という気持ちでやっていた。その方が気が楽だし。

 だからといって書く内容を変えるつもりは無いけれど、もうちょっと内容の一貫性みたいなものを意識して書いた方が、読む側としては読みやすいのかもしれない、とも思った。