ブログを書く理由、とかなんとか。

 いい感じにモンハンに飽きてきた。おかげで本を読む時間が増えた。

 ゲームにハマっている間は、どうしてもゲームのことばかり考えてしまう。3分の1はゲーム、別の3分の1は読書、残った3分の1でブログ、という風に、思考のリソースを配分できればいいんだろうけれど、そんな器用なことはできそうにない。

 ゲームについて書いてアクセス数が増えたことに対して、多少の満足感はあるけれど、本を読んでいないからどうしても文章が荒れてくる。っていうか今もかなり荒れている。めちゃくちゃ下手になってる、っていうか、こういう自分の考えてることを書く書き方がすらすらと出来なくなっている。



 僕はブログを書いて何をしたいんだろう。何を得たいんだろう。まぁぶっちゃけて言えば、少々お小遣いをもらえることがモチベーションの一つではあるんだけれど、だったらもっと効率のいい方法があるはずで。

 ブログには、アクセス数を増やすゲーム的な側面もある。確かにアクセス数が増えると、その瞬間はちょっと嬉しい。でもだんだん慣れてくると、嬉しさも減ってくる。最初は一日100アクセスでも嬉しかったのが、いつの間にか1000アクセスあってもなんとも思わなくなったりする。

 多分僕は、文章を書くという行為そのものに、喜びというか、面白みを見出している。で、面白いことでちょっとお金をもらえたりするとますます嬉しい。だからブログをやっている、というのが一番正確な説明になるのかもしれない。

 文章を書くのは楽しい。ブログを書くのは楽しい。でも、上手に書くのは難しい。だからいつまでもやっていられるのだろう。



 本当は、クリエイティブな文章を書きたい、という漠然とした欲求がずっとある。

 でもやり方がわからないし、そもそもクリエイティブって何?的な疑問もずっとあって。

 自己表現、というのとは多分違う。ただ単に「オレ、超書いたわー」的な達成感を味わいたいのかもしれない。ブログの文章はただ情報を伝えているという感じで、文章を書くことそのものの喜びが少ないように感じる。



 とはいいつつも、最近は小説なんかを読むことがほとんどなく、もっぱら評論や対談やインタビューの本ばかり読んでいる。なんだか小説を読む気が起こらない。

 自分は、小説を読む前に、ちょっと身構える、というか、気構えをする、というか、「よし、小説を読むぞ!」と一度気合を入れてからでないと、読み始めることができない。なぜかというと、一旦小説を読み始めると、頭のなかが小説のことばかりになってしまうからで、その心情はプールに飛び込む前の気持ちとか、遠足に出発する前の気持ちにすこし似ているかもしれない。

 ものすごく好きな作者の新刊とかだと、わざわざ意識しなくてもそのような気構えは作れるのだが、そうでない場合は、興味はあるんだけどなんかしんどいな、と思って、読み始めることをやめてしまうことが多くなってきている。

 そんな気構えなんか捨てて、もっと気楽に読めば、案外簡単に読み進められるのかもしれない、とは思うのだが、なかなかうまくできずにいる。