最近は、iPod touchに百円均一のタッチペンで絵を描いたりしている。
百均だからと言って性能が悪いという感じはしない。いや、単にいいやつを使ったことがないから比較できないだけなんだけど。
一応親類に絵描きがいるので、自分にも才能があるのではないか、と一瞬期待したがやはりそんなことはなかったぜ。出来上がるのはポンチ絵ばかり。
だいたい、才能というものは「気がついたらそればっかやってる」という形で現れるものであって、初めて筆を持った瞬間から超絶名画の乱発乱打、なんてことは極めて稀なのではないだろうか。
それにしてもデジタルで絵を描くのは非常に楽だ。紙もペンも消耗しないので、どんな駄作を描いてもなんのダメージもない。このへんの事情はブログを書くことにも通じている。
しかし、物質的に限られている、という事実が産む緊張感というものもあるわけで、そのへんは一長一短だ、みたいな話はデジタル黎明期から散々されているのだろうな、うん。
どっちにしろ僕はシロートなので、絵は描き散らす。ブログも書き散らす。古いやり方に縛られるよりも、新しいやり方に適応していくほうが、なにかと楽しそうだし。