ポエムのような文体で

僕はなにをしてきたんだっけ
忘れちゃったな
そういうことを忘れちゃうから
ブログを書いているのかも
そう、ブログを書くことは
備忘録にもなる
ポエムのような文体で
ふつうのことを書くという試み
意味
あるの?
さぁ
わからないんだよね
なにを書けばいいのか
なにを考えればいいのか
自分で考えろって
ゆうじゃん?
でも
いちいち考えてると
考えれば考えるほど
わからなくなることってあるじゃない?
だからこうやって
無駄に改行を増やしたり
「。」を使わないということが
いいことなのか
わるいことなのか
わからないんだよね
だんだん
ケータイ小説みたいに
なってるじゃん
ケータイ小説読んだことないけど
多分人の思考は
この一行くらいの長さの文章で
とぎれとぎれになっているもので
文章を書く時は
それを無理やりつなげて
長くしてるのかもね
別に僕が
変なブログを書いて
変なやつだと思われても
それほど
得も
損もしないけど
そうなるようなやりかたで
ブログを書いてきたけど
それは楽でもあり
寂しくもある
文章を書くことは
楽しい
無上に楽しい
自分でも思ってもいなかった場所に
言葉だけで行けることもある
でもひとりで書いてひとりで読んでも
あんまり楽しくない
誰かに読んでもらうという
前提がなければ
文章はあまり遠くにはいけない
本当に誰かに
読んでもらえるかどうかは
問題ではない
読んでもらえる可能性が
1%でもあればいい
無人島で
ビンに入れて流すような手紙でも
いい
だからブログはいい
いつか誰かに読んでもらえるかもしれないから
でもブログは怖い
無限に深い穴に
言葉を投げ込み続けているような感じに
なりかねないから
なんだか内容が
どんどんポエムみたいに
なってきた
文体が持つ

それも書くということの
恐ろしさなのかもしれない