インターネットが無い夜に。

※この記事は昨日の夜に書いたものです。インターネット回線は本日、無事に復旧しました。

 自宅のネット回線が何らかの不具合で繋がらなくなった。明日には修理の人が来てくれるらしいが、ガラケー族のぼくにはスマホでテザリングなどという手も無い。つまりパソコンでのブラウジングを封じられた形になる。

 ブラウジングができなければ、ブログを書くことに集中できるか、と思ったが、そんなことはなかったぜ。気がついたら、ガラケーでいつも見ているサイトが見れるかどうかチェックしたりしている。

 ブログを書こうとすると、ついついネットサーフィンしたくなる、というのはおそらくぼくだけではないと思う。

 それは単なる、面倒くさいことからの逃避、なのだろうか。まぁそうなのだろう。

 あえて言い訳じみたことを言わせてもらうとしたら、ぼくにとってネットを見ながらブログを書くことは、小説家が小説を読みながら小説を書くようなものなのかもしれない。つまりネットを見ることは、ぼくにとって欠かすべからざるインプットなのである。きっと。

 だからきっと、ネットが無くなったら、ぼくの書くべきことは無くなってしまうだろう。そもそも公開する場所が無くなってしまうわけだし。

 それってどうなんだろう。ネットというインフラに依存しすぎていやしないか。自分の書くべき場所は、自分で作り出すくらいの気概が、僕には無いのか。無いんだろうなぁ。

 そんなぼくは、やっぱり「ブロガー」と呼ばれる人間に分類されるのだろうか。嫌だなぁ。括られるのは嫌だなぁ。

 ただ思いついたことを、面白いことを、適当にノンビリと、書いていきたい。それに対してリアクションがあればうれしい。そういうスタンスでいたい。

 と、思う一方で、読んだ人がより面白いと思うようなものを、いいなと思うものを、凄みのあるものを書いてみたい、という気持ちもないではない。

 それは、欲、なのか。欲を持つのは、悪いことなのか。あるいは、このままのやり方で、そんなものが書けるのか。