苦しい経験をすると、ついそのことを思い出してしまって暗い気持ちになることがある。
そういうとき、楽しいことをやって紛らわそう、と思いがちだが、それはあまりよくないのかもしれない。
苦しいことは、それが苦しくなくなるまで、繰り返し思い出すようにした方が、心にとってはいいのかもしれない。
苦い食べ物でも、何度も食べれば、平気になる、みたいな感じで。
そもそも、その苦しみが、一回限りの経験で済んだ、というだけでも、まだマシなのかもしれない。
苦しみを継続的に受け続けている人だって、たくさんいるんだから。