無印良品でボタンシャツを買う。3000円に値上げする前の2000円のやつを、買い溜めと思って2枚。
しかし2枚は買いすぎたかもしれない。家の中がオックスフォードシャツだらけ。もしかしたら、前世はオックスフォードシャツだったのかもしれない。1枚はしまっておいてもいいかもしれない。
スタンドカラー、つまり襟なしを初めて買ってみた。拳法家みたいに見えないか心配。
レジの現金払いが専用マシンになっている。無印の店舗にそぐわない機械感。
カードがあるか。マイバッグはあるか。現金かどうか。聞かれることが多い。なぜ世の中は便利になっていくハズなのに、タスクが増えるのか。
でも考えてみれば、全てがスムーズになった世界はそれはそれで味気ない。精算も自動。買い物も自動。その内服を選ぶのも自動になったら。
哲学者のレヴィナスは、神が世界を不完全に作ったのは、人間の問題を人間が解決するようにさせるため、人間を成長させるためだと考えたという。
同じように、企業は店員と顧客に不必要なタスクを課すことにより、人間的な成長を促しているのかもしれない。いや、違うだろ、絶対。
時間が足りないせいで、やりたいと思っていることがやれていない。ただ時間だけが過ぎていく。それがストレスになっている。
これがスティーブ・ジョブズが言っていた、朝起きた時になんとかかんとか～ってやつか。いや、スケールが違いすぎる。自分はただやるべきゲームが多くて全部やれてないだけ。
