自分が正しくないことによる傷つき 2023年7月1日

歯も頭も痛い。気温と湿気のせいか。大人しくする。


見たい配信が無い時は、配信中毒を抜くチャンス。
というかやっとCRカップロスが抜けてきた。


グミ。食べすぎるので買わないようにすべき。っていうか歯が痛いのそのせいか。


村上春樹は心の傷を描く。
それは往々にして「自分が正しくないせいで傷ついた傷」だったりする。
自分が正しくないことによる傷つきほど、表に出すのは難しい。
お前が悪いんちゃうん? と言われてしまうから。世界に。
だからある種の人には甘えに見える。そしてそれは基本的には正しい。世界のルールにとっては。
だとしても今日も人々は、自分が正しくないことによって傷つき続けている。
それを癒やす「正しい言葉」は世の中には出回っていない。
それを描くことができるのが文学の力のひとつ。
描くことによって、ある種の人が癒やされもするし、そうでないこともある。小説は薬ではない。ただ時にそのような効果が生まれうるだけで。