2022年8月23日

全然暑いじゃん。じゃん……。



もっと間違ったことを書かなきゃいけないなと感じている。
というのは、自らすすんで間違ったことを書くべき、という意味ではなく。
どちらかといえば、間違いを恐れるな、というのに近いのだけれど。

間違いを恐れて、正しいことだけを言うように努める。それは一見正しい。
でも本来的に人は間違った部分を抱えている。まして自分のような人間が、全てにおいて絶対に正しいなんてことはありえない。
すぐに間違える。間違いは正したい。すこしでもイイ感じで生きるためには。

より素直に書くことで、自分の中の間違った部分や歪んだ部分をあぶり出すことができるんじゃないか。
自分を客観視して捉えなすことができるんじゃないか。そんな気がしてる。
書く。その中から間違いを見つける。また書く。その繰り返しによって、よりよい人間になる、とまではいかなくても、自分を相対化することができるようになるんじゃないか。
もちろん人を傷つける表現や事実誤認はよくない。それはやっちゃダメ。
でも、人として間違ったことをブログに書くだけなら、基本的に特に誰にも迷惑はかけない。ただ読んだ人から「あいつはバカなんだな」と軽んじられるだけで。

文章だったら間違ったことを書いても後から直すことができる。
でも生きていたらとっさに判断しなきゃいけないことなんていくらでもある。
自分の中から「とっさにでてくるもの」。普通だったらそっちのほうがいわゆるところの「本当の自分」に近いと考える。そっちのほうが素朴な感覚。
しかし整えた文章ばかり書いているとそちらの方を正しい自画像と認識してしまうキケンがある。
自分の中の間違った部分がむしろ見えなくなってしまう。
なにかを書く上でそのような事態はもしかして避けられないのかもしれない。
また、歴史上には、文章上の自分にコントロールされて破滅してしまったように見受けられる人たちもいる。
もはやそれも一興かもしれないと思う自分もいる。
一興、はちょっとキザだなぁ。そんなんでも今の自分を捨てられるならなんぼかましなんじゃないか、って意味。
でもやっぱし自分はどっちかって言えば健康的に生きたいと思う凡人なので、そういうのは避けたいと思っている。

それからホントはこんなふうに「自分を見つめ直す」ことはあまりやらない方がいい。ということをまた思い出している。
探すほど見失うのが自分なので。もっといろんなものを見て感じた方がいい。そうしたい。