対戦ゲームのキャラクター弱体化に文句を言うのは不毛 2020/09/24

対戦ゲームのキャラクター弱体化に文句を言うほど不毛なことはない。
強いところを弱体化したら叩かれる。かといって強いところを放置したらそれはそれで叩かれる。
調整スタッフはその板挟み状態にある。そのことがわからない、知的パフォーマンスが低い人々が文句を言うのだ。
新要素が少ない? 新技が欲しい? それを作るのがどれだけ大変かわかっているのだろうか。
もちろん顧客が文句を言うのは自由だ。それが資本主義というもの。
いままであったものが無くなって不満を感じるのも、人間らしい感情だ。
それより何より、文句を言うことそのものが、人にとって最高の娯楽の一つだという事実がある。そんなことはSNSを10分でも眺めていれば誰にでもわかる。
だから文句を言うのはしょうがない。人間の性だ。かく言う自分も「文句を言う人」に文句を言っているわけだし。
ただ、少しでも時間を有意義に使いたい人や、物事を客観的に見たい人は、せめて文句を言って自分をもうちょっと俯瞰で眺めてみてはいかがだろうか、と思う。まぁ詮無いことではある。