2022年8月16日

結局、骨伝導イヤホンを選んだのだった。


自分に必要なものはなにか? と問う。
その眼差しが自分自身に突き刺さる。苦しみの横丁。
無限の可能性の中から有限を選び取らなければ先には進めない。
そうやって人生は有限になっていく。選ばなくても有限なんだけど。


本当のことを書きたい。
でもただ素朴なだけでは不十分で不自由。
言葉には限界がある。むしろ言葉が限界そのもの。
でもその限界を数ミリ押し広げることはできる。らしい。
そういうことをやれたらいいなと思う。
いや自分には無理っしょ、という自己肯定感の低さ。
何ごともひとまず挑戦してみることはできる。
言葉には現実変性能力がある。
できると思い込む人ができるんじゃないのか?
でも無根拠なポジティブってネガティブの裏返しじゃない?
ひとまずは自分の思考のクセを認識すること。
何でもすぐにできないと思ってしまうクセ。
それを認識すべきなのかもしれない。
いや、むしろ自分の中にそういう欲望があることを自覚したほうがいいんじゃないか。
ともすれば誇大妄想的な。


欲望はいつでも外からやって来る。
だからといって欲望なしでは生きられない。
ただ無軌道に憧れるだけでは現実は何も変わらないんじゃないか。